- しみ
- そばかす
- 青あざ
Qスイッチアレキサンドライトレーザー(米国キャンデラ社製ALEXLAZRTM)は主に青アザやシミを治療する目的に開発された医療用レーザーです。皮膚にレーザーが当たっている時間は1億分の5秒と極めて短いので表皮ダメージが少なく安全な治療です。
アレキサンドライトレーザーのメラニン色素に吸収されやすいという特性を生かし、皮膚の異常メラニンだけにレーザーが反応し、しみやあざの色を薄くしてことができます。
色素斑部位に直径3mmのレーザーを丁寧に照射していきます。レーザーでメラニンを熱破壊させるため一瞬チクッと輪ゴムではじかれたような痛みがあります。その後照射部位は赤くなってから、しみ・あざの色が一時的に濃くなりかさぶたを形成し、2~3週間後に自然にはがれてしみ・あざの色が薄くなっていきます。
患者様のしみの状態によってレーザーの設定を変えて打っていきます。使用するレーザーはしみのメラニンのみに作用するので、周囲の組織を傷つけることがありません。
1ショットづつしみ・そばかすの部分にあてていきます。直後は白灰色に反応し、その後痂皮になり、それがはがれてしみが薄くなっていきます。
あざには黒あざ・茶あざ・青あざなど種類があります。当院ではレーザーの設定を変えることで、治療を行います。(赤あざには対応できない為、治療可能な病院をご紹介しております。)
あざの治療は、半年から1年に1回、繰り返し治療を要します。一部のあざや太田母斑は保険適応となる場合がありますのでご相談ください。
治療の時間は、治療部位によりますが約20~30分です。
治療の回数は、個々のしみ・あざのメラニンの濃さや深さなどによって反応が違ってきますので、すべての症例が1回の治療で完治するわけではありません。皮膚表面のいわゆるシミやソバカスであれば、1回で色はかなり薄くなり目立たなくなります。
しみのタイプや個人の肌質によって効果に差も大きく、1回で劇的に効く方とそうでない方もおられます。2~3回の治療を目安にしてください。また、シミのように見える肝斑やイボが混在する場合は違う治療方法が必要となることがあります。
しみやそばかすの治療は比較的少ない回数(1~3回)で終了しますが、安易にシミがすぐと消えるというわけではありません。レーザー治療では患者さまご本人による照射後のお肌のケアが大変重要になります。
太田母斑(お顔の青あざ)の場合、繰り返し治療を続けることでほぼ消退していきます。症例によっては10回程度の繰り返し照射を要することもありますので根気よく治療をしましょう。
メニュー | 料金(税抜) | メニュー | 料金(税抜) |
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1ショット | 1,000円 | 1㎠(目安) | 約10,000円 |
2㎠(目安) | 約20,000円 | レーザー後のファンデーション | 1,000円 |
レーザー後のテープ | 400円/枚 |
目立つおシミが1~2回の治療でかなり薄くなります。でもその後の日々のお手入れがとっても大事なのでしっかり注意して頑張ってケアして下さい。再発しないお手入れも必要です。